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2018.05.26 

膜厚計と光沢計

最近、膜厚計と光沢計を導入しました。
今まで感覚で言ってきたことが、数値として現れました。

まず、膜厚計です。まだ数台しか計測していませんが、80マイクロメートルから200マイクロメートルあたりまでの数値を計測できました。膜厚は、鉄板からの膜厚なので塗装の膜厚も含まれています。その上にコーティングを施工すると上乗せされるのですが、コーティングの膜厚は、1~3マイクロメートルだそうです。

計測するポイントは、針の先のようなピンポイントで計測しますので、まったく同じ場所を計測するのは、至難の業!!
よって、1パネルの5か所ぐらいを計測し、平均値でデーターとして計測しています。

当店のサービスカーでデータ取りしてみると・・・

膜厚計では・・・

ボンネット向かって右側と左側には違うメーカーの簡易コート剤を施工しました。左右とも5か所計測し、平均値で比べても右側に高い数値が表示されました。


次に光沢計では・・・
今度は、左側の数値が高く表示されました。



これらのデータから言えることは、右側は膜厚があるけど光沢がない。左側は、膜厚はないけど光沢がある。と、いうことです。
もう一つ加えると、右側の方がよく撥水しています。
なかなか目で見えないことを皆さんにお伝えすることが多い業種なので、信用していただきにくいでしょうが一つのデータがでました。